メモリ
メモリはパソコンの一時的な記憶装置として機能する。パソコンを動作させる上で、机のような役割を持ち、机が大きいと作業効率が良いのと同じく、メモリの容量が大きいほうがPCを効率良く動作させることができる。メモリの基本は256MBや512MBといった容量だが、ほどんどのPCには増設メモリ用の拡張スロットが装備されており、メモリを増設、もしくはより容量の多いメモリに交換して、PCのパフォーマンスを向上させることができる。(増設できる最大の容量は各PCごとによって違う。) メモリには同じ容量であってもいくつかの規格が存在し、メモリを購入する際は各PCに適合した規格のメモリを選択する必要がある。
デスクトップPC用メモリ
主なデスクトップPC用メモリの種類は以下のとおり。 この他にRDRAM等の規格も存在する。SDRAM
PC66は最大データ転送速度500MB/s 動作周波数66MHz ピン数168pin
PC100は最大データ転送速度800MB/s 動作周波数100MHz ピン数168pin
PC133は最大データ転送速度1GB/s 動作周波数133MHz ピン数168pin
DDR-SDRAM
PC2100(DDR266)は最大データ転送速度2.1GB/s 動作周波数266MHz ピン数184pin
PC2700(DDR333)は最大データ転送速度2.7GB/s 動作周波数333MHz ピン数184pin
PC3200(DDR400)は最大データ転送速度3.2GB/s 動作周波数400MHz ピン数184pin
DDR2-SDRAM
PC2-3200(DDR2-400)は最大データ転送速度3.2GB/s 動作周波数400MHz ピン数240pin
PC2-4200(DDR2-533)は最大データ転送速度4.2GB/s 動作周波数533MHz ピン数240pin
PC2-5300(DDR2-667)は最大データ転送速度5.3GB/s 動作周波数667MHz ピン数240pin
PC2-6400(DDR2-800)は最大データ転送速度6.4GB/s 動作周波数800MHz ピン数240pin
ノートPC用メモリ
主なノートPC用メモリの種類は以下のとおり。基本的な仕様はデスクトップPC用と同じであるが、ピン数やサイズが異なる。SDRAMが搭載される基板のことをDIMMというが、ノート用にはDIMM基盤をさらに小型化されたSO-DIMMという基盤が採用されている。
SDRAM (ノートPC用 SO-DIMM)
PC66は最大データ転送速度500MB/s 動作周波数66MHz ピン数144pin
PC100は最大データ転送速度800MB/s 動作周波数100MHz ピン数144pin
PC133は最大データ転送速度1GB/s 動作周波数133MHz ピン数144pin
DDR-SDRAM (ノートPC用 SO-DIMM)
PC2100(DDR266)は最大データ転送速度2.1GB/s 動作周波数266MHz ピン数200pin
PC2700(DDR333)は最大データ転送速度2.7GB/s 動作周波数333MHz ピン数200pin
DDR2-SDRAM (ノートPC用 SO-DIMM)
PC2-3200(DDR2-400)は最大データ転送速度3.2GB/s 動作周波数400MHz ピン数200pin
PC2-4200(DDR2-533)は最大データ転送速度4.2GB/s 動作周波数533MHz ピン数200pin
PC2-5300(DDR2-667)は最大データ転送速度5.3GB/s 動作周波数667MHz ピン数200pin
デュアルチャネルについて
メモリはメモリコントローラと通信をすることで機能するが、通常は複数のメモリを搭載しても、それぞれのメモリで一つの通信経路を共有してメモリコントローラーと通信する。 しかし、同じ容量のメモリを2つ搭載し、且つメモリ(DDR-SDRAM以降のメモリ)とPCがデュアルチャネルに対応している場合は、デュアルチャネルが有効になり、メモリコントローラーへの通信経路が2本になることで、通信効率を向上させることができる。 デュアルチャネルを確実に動作させるには、同一容量、同一転送速度のメモリを使用する。
