Windows Vistaの新機能
Windows Vistaではグラフィック面で大きく変化し、セキュリティでも変更点が多い。
Aero(エアロ)
Windows VistaにはAeroと呼ばれる透過性グラフィック機能が搭載された。ウィンドが透明化されており、最小化ボタン等にポイントするとボタンが発光するなど視覚的効果が高められている。動作精度も向上しており、最大化、最小化の動作もより滑らかになっている。
Aeroには、開いているドキュメントを一覧表示するFlipという機能が加わり、更に一覧を立体的に3D表示するFlip 3Dもある。
AeroはXPと比べ視覚的な変化を大きく感じるものであるが、VistaのHome Basicではサポートされず、Home premium以上のバージョンでサポートされる。
ガシェット
ガシェットとは、デスクトップ上で利用できるミニアプリケーションであり、時計やカレンダーなどの11種類のガシェットが標準で付属している。ガシェットはデスクトップ上に自由に配置できるが、ガシェットを格納する場所としてデスクトップのサイドに配置されるサイドバーと呼ばれるスペースも用意される。
ガシェットは今後様々なものが配布される予定であり、インターネットでガシェットをダウンロードできるサイトが用意されている。
メイリオ
新しく追加されたフォントであり、Clear Typeに対応している。Clear TypeはWindows XPで開発されたフォントのスムージング技術であり、文字の境界を中間色を使用し、滑らかに表現するものであるが、メイリオはこのClear Typeに対応して開発されており、小さいフォントサイズであっても鮮明に表示される。文字間隔や行間も調整され、より読みやすいフォントになっている。
メイリオの詳細はこちらWindows Defender
スパイウェア対策として新たに搭載されたセキュリティ機能。他のセキュリティソフトと同様にスパイウェアの定義ファイルをインターネットからダウンロードできるが、定義ファイルの更新は無料で利用することができる。また、リアルタイム保護のオプションを設定することができ、PCの設定を無断で変更されないように監視することが可能となる。他のオプションとしてスパイウェアの可能性があるものをマイクロソフトに送信する機能もある。
Windows Defenderの詳細はこちらユーザーアカウント制御、保護者機能
XPと同じくVistaにも管理者アカウントと一般アカウントを登録できるが、Vistaでは管理者アカウントであってもインストールやシステム変更を行うときは警告が表示される。また、一般ユーザーでログインしている場合にシステム変更等を行うときは管理者ユーザのパスワードが要求され、パスワードを入力しないと作業を続行することができない。管理者ユーザは一般ユーザーに対して細かく制限を加えることができ、特定のWebサイトへのアクセスや特定のアプリケーションの使用を禁止したり、PCの使用可能時間、曜日を制限することができる。
ユーザーアカウント制御の詳細はこちらWindows メール
Outlook Express6の後継メーラーがWindowsメール。外観はOutlook Express6に近いものだが
、セキュリティが向上している。迷惑メールを振り分ける機能を持ち、特定の国からのメール、特定の言語のメールをブロックすることで、海外からのスパムメールにも対抗できる。
フィッシング詐欺対策も搭載し、メールに記載されたアドレスのリンクを調査し、リンク先がフィッシング詐欺サイトである可能性があると判断された場合は、リンクを無効にする機能を持つ。
Windows フォトギャラリー
XPでのFaxビューワーの後継にあたる機能であり、画像の編集機能が追加された。JPEG画像に限定されるが、画像の明度、色調の変更、トリミングが可能。フォトアルバムとしての使用も追求されており、各画像にタグをつけ、タグごとに画像をまとめ管理をすることができる。
Windowsフォトギャラリーの詳細はこちらWindows DVDメーカー
DVDの動画作成ソフトであり、DVD Video形式のDVDを作成できるオーサリング機能を持つ。ムービーメーカー等で作成した映像を、サードパーティー製の書き込みソフトを使用せず、Windows標準の機能でDVDに書き込みを行うことができる。
(Aero同様にVista Home Basicではサポートされていない。また、Vista Businessにおいてもサポートされていない)
