ReadyBoost(レディブースト)
Windows Vistaではアプリケーションの起動を高速化させる、ReadyBoostという機能が搭載されている。 ReadyBoostでは、USBメモリースティックやSDカードなどのリムーバブルメディアを、システムの追加メモリとして割り当てて利用し、予め各アプリケーションをキャッシュしておくことで各アプリケーションの起動を早くすることができる。 アプリケーションのキャッシュはWindows VistaのメモリマネージャであるSuperFetchによって行われ、ReadyBoostは、そのキャッシュの格納場所をパソコンに内臓された物理メモリ以外の場所に拡大して提供する役割を持つ。

USBメモリースティック等をパソコンに挿入すると選択画面が表示される。 ReadyBoostとして使用する場合は「システムの高速化」を選択する。

「コンピュータ」からReadyBoostの設定をすることもできる。 「スタート」、「コンピュータ」をクリックし、ReadyBoostに使用するリムーバブルメディアを右クリックし、「プロパティ」をクリックする。

「ReadyBoost」をクリックし、「このデバイスを使用する」にチェックをいれ、「OK」をクリックする。 これで指定したリムーバブルメディアがReadyBoostとして利用ができるようになる。 「システム速度のために予約する領域」(キャッシュ領域)は変更でき、230 MB から 4 GB まで設定することが可能。 キャッシュサイズとPCのメインメモリの容量は1:1以上の比率であることが推奨されているが、3:1までの比率であればより理想的であるとされている。
使用するリムーバブルメディアには230MB以上の空容量が必要となり、読み取り、書き込みスピードが遅いリムーバブルメディアの場合はReadyBoostに対応できないことがある。 リムーバブルメディアがReadyBoostに対応できない場合は、画面右のように「このデバイスには、システムの高速化に使用される必要なパフォーマンス特性がありません」と表示される。

ReadyBoost用に設定されたリムーバブルメディアを開くと、ReadyBoostの表示がされる。 ReadyBoost用に予約された領域にはデータは保存ができないが、リムーバブルメディアに空領域がある場合は、空領域にデーターを保存することは可能。

リムーバブルメディアに設定されたReadyBoostの領域はそのままでは削除ができない。 領域を削除するにはReadyBoostのプロパティ画面から、「このデバイスを使用しない」にチェックをつけ、「OK」をクリックする。
